2008年06月24日

10代の母は、どうしてそんなに強いの?

10代の母は、どうしてそんなに強いの?

14才の女のコは、何が起きても一人で立ち向かっている。

そして決して「負けない」。


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出産を決断する時も、妊娠相手の男のコに一切迷惑をかけないことや今後会うことを禁じられた時も、学校を退学になっていく時も、ほとんど弱音を吐かない。

むしろ自分に厳しい道を選び、悲壮と決意を併せ持った表情で歩いていく。

たった14才でこれほど一人で決断できるものだろうか? と疑問に思う。

若い母であることは、教育に影響を及ぼすことがある。10代の母は、学校を中退する、もしくは学校側の圧力によって強制的に自主退学を迫られるなどの対応を要されることが多い。早い時期に母になることは、幼児の心理社会的な開発に影響を及ぼすことがありうる。発育障害及び行動に関することの問題の発生は、 10代の母の子として生まれた子供において増加する。また、学校側としても大きな問題であり、生徒側に広まってしまうことによるいじめの誘発や、学校そのものの管理体制への懸念などが指摘されることになる。

そこには、「厳しい世相」に対して何ら解決策を提示できず、むしろ子どもというこれまで保護されるべき対象だったものに無理矢理体験させることで逆説的に「そう、今は厳しいよね」と学び取ることしかできない私たちの閉塞感が表れていると思うのだ。

さらに疑問に思うのは、このコが物事を決断する時の「内面」が見えないことだ。

厳しい状況へ直面したとき、このコはじっと黙って考え込んだ後に「私、○○するよ」と厳しい方の道を選ぶ。

考えている間のこころの迷いや葛藤、それを表す言葉や態度、そういったものがきちんと説得的に描かれていないのだ。

それはこのコが「決断」した時の迫力に吹き飛ばされてしまっている。

おそらくHPへ感想を寄せる10代のひとたちも、それを見て「私も強く生きなきゃ」と思っている。

そして主題歌『しるし』でミスチルも歌う。

"心の声は誰が聞くこともない それもいい その方がいい" けれど、それはきっと違う。

ひとをひとらしくしているのは、「迷い」と「後悔」があるからだ。

現代のように道が曲がりくねってしまった時、それでも何ら弱音をこぼさず進めるとしたら人間ではなくサイボーグ。

迷いや後悔を受け止め、隠すことなく話し、友達や恋人と共有し、一緒に進んでいくなかで始めて状況は変わっていくものだろう。

それでもこの高視聴率ドラマがたった14才の主人公を一人で歩かせようとしているのは、僕たちの生きる時代が、「厳しい世相」に対してどんな事が起きてもめげずに自分で解決していく人間像を求めているからではないだろうか。

今の仕事のように、効率性を最優先する世の中ではそうしなければやっていけないから。

効率性を最優先する世の中を「新自由主義」(「ネオリベ」)と呼ぶなら、それを自分へ内面化したとき「自己責任」という気持ちになる。

それをいつまでも続けてしまうから(日本でこの言葉が流行りだして10年)、今や14才の少女が弱音を抑えながらあらゆる困難に打ち勝つという現実感の無い物語にせざるをえないのではないだろうか。

時代は大きく変わり始めていますね。 お金になるSNS登場!!Yuwie(ユィエ)招待します
posted by あちゃこ at 13:36| Comment(24) | 10代の母 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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